春の風物詩

農業大国北海道。旭川周辺でも市街地を少し出ただけで水田や畑が続く田園風景、豊かな緑と山々。北海道の大自然と程良く広がった街並み...内地の方が田舎暮らしにあこがれる北海道の良いところです。雪国の春の風物詩と言えばこの畑に融雪剤として撒かれる黒い炭、くんたんです。原料はお米を収穫した時に出るもみ殻です。これをいぶして炭化させたもので黒いので太陽光を集めて雪を溶かしてくれるものです。しかも優れた土壌改良剤でもあるのです。特徴は通気性・排水性に優れアルカリ性なので酸性土壌を中和してくれます。微生物の増殖を促進して土がフカフカになり根張りも良くなるのだそうです。今時期いたるところでこの融雪剤を撒いていて畑に縞々模様ができます。この白と黒のコントラストを見ると春が近いんだなといつも思います。今日、春のお彼岸明けですが今年の春彼岸期間中はお天気の良い日がありませんでした。今回お墓参りをされなかった方、お盆・お彼岸だけでなく雪が解けたらゴールデンウイークや母の日に是非お墓に足を運んでください。