令和2年、お盆です。お盆休みが最大9連休となる人もいる今年のお盆ですがコロナ禍の影響かそれほど霊園も混雑していないように思います。8日、9日、10日の3連休と15日、16日の2連休に分散されたのかも知れません。3密を避ける意味でも良いことだと思います。さて、お盆前にお墓の基礎に水が溜まって抜けないとの連絡を受け修理に向かいました。お墓は建立されて10年を過ぎています。4坪の敷地に4カ所の水抜きがあり、砂利やゴミが流れて行かないように目皿が設置されていました。しかし土ぼこりや枯れ葉が砕けたものが雨水と一緒にこの目皿をすり抜けて10年もの間徐々に溜まっていく事で流れた先の転圧された建築砂利の層に土として存在します。これが水が抜けない原因です。目皿を外し13MM鉄筋の先をとがらせた鉄棒を何度もハンマーで打ち込み穴を開け直しました。各水抜きに試しに2Lずつペットボトルの水を流して作業完了です。この水抜き詰まりは施工が悪かった為ではなく通常起こりえる現象です。修理も可能ですが日ごろのお掃除のときに化粧砂利をどけて枯れ葉などを取り除き、雑巾で丁寧に土ぼこりをお掃除しておくことで詰まりを軽減できますので是非お試しください。
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