お盆が明けてから新築工事、リフォーム工事が着々と進んでいます。今回ご紹介するのは観音霊苑の規格墓所でのリフォーム工事です。昭和40年代前半に建立されていたこちらのお墓は、当時としては珍しかった黒御影石を使っておられました。白御影石が全体の9割以上を占めていた時代ですのでひときわ目立ったお墓だったでしょう。今回基礎の老朽化と墓石及び墓誌の光沢が褪めてきたことを受け、一度墓石を取り外し基礎工事から新設いたしました。墓石と墓誌は工事期間中に本社工場で全自動研磨機ROBO1を使い、本磨きとなる様研磨し直しました。吸水率が極めて少ないインド産M-10を使いシンプルな外柵と参道石、拝石を追加し墓所全体が明るくなるよう化粧砂利を敷いて先日完成したところです。お彼岸も近いので間に合ってよかったです。今シーズンは基礎工事から新設するリフォーム工事・リノベーション工事が何件かありましたが、全ての工事で元の墓石を研磨し直してステンレス器具も磨いて新品の輝きを取り戻しています。自社工場を持ち最新の石材加工機械を揃えている私達にしかできない仕事があります。ご先祖様から引き継いだ大切なお墓、お墓じまいを考える前にちょっと立ち止まって考えてみませんか?
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