9月下旬、町内では稲刈りが最盛期です。早い方で9月の第1週過ぎから、遅くに刈る方でも10月中過ぎくらい迄でしょうか。今年は台風の直撃など大きな被害はないと見ていましたが、仕事で町内の水田地域を行き来する中で稲が倒れている光景をよく見ていました。強い風や雨など無かったように思います。この倒伏(とうふく)には色々と原因があるそうで化学肥料使用による影響、これは稲そのものが弱くなってしまう可能性がありそうです。窒素過多、これは窒素は植物の成長に欠かせない物質ですが肥料が多すぎると稲を弱くし、病気になる弊害が起こるのだとか。もう1つ過繁茂(かはんも)、文字通り茂りすぎた結果上部にしか太陽光が届かず下部では光合成ができずに成長不良に繋がるのだそう。いずれも強い風雨の影響以外で倒伏が起こる原因だそうです。しかしながら今のコンバインは性能が上がっていてこの倒伏した稲も2から3ステップの機械操作で効率よく刈り取れるのだそうです。田植え機もコンバインもハイテクなんですね。私たち石材店の石材加工機械、石材建設機械も全自動やラジコン付きなどハイテクですが農業機械のほうが進んでいるのかもしれません。なんと言ってもトラクターなどの自動運転が可能なアグリロボなるモノもあるのですから。
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