2024年秋のお彼岸です。土曜日という事もあり午前中にもかかわらず沢山の方がお墓掃除やお墓参りに訪れている旭川市営永山墓地です。特に秋のお彼岸に間に合わせるという事ではなかったのですが、今シーズン規格墓所以外では初めて純和型墓石を建墓しましたのでご紹介します。お盆前には基礎工事が完成し、お盆明けに文字の彫刻を進めて今回の建墓となりました。蓮華台の付いた和型のお墓は昨年も一昨年も建立した記憶がありません。デザイナーズ墓石の新和型スタイルや規格墓所での和型墓石は引き合いがありますが仏教の教えと密接な関係がある蓮華台を付けた和型墓石はこの3年間で初めてとなります。それほど加工が難しく、高額予算になってしまう蓮華付き和型墓石は弊社だけではなく業界全体で激減しているのだと思います。洋型墓石やデザイン墓石の建墓比率が和型墓石と逆転し9割が洋型墓石という北海道新聞記事を目にしたのが2018年6月でしたので僅か5、6年で9割が洋型墓石から和型墓石はほぼゼロくらいの割合になってしまったことになります。逆にお墓じまいの対象になるお墓が全てと言っていいくらい和型墓石ばかりでした。この後、永山墓地では年内に2基の新規建墓がありますがどちらもデザイン墓石となっています。時代の流れとは言えちょっと寂しい気もしますね。
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