7月に基礎工事が完成し養生期間を置いていた3M×5M、15㎡と言う大型の墓所でのガラスを使ったお墓が完成いたしましたのでご紹介します。墓地区画を2区画使っての設計ですのでメインとなる墓所に3M×4Mで12㎡、墓地通路から墓所に入る為の踊り場を3M×1Mとしました。石材は黒系×レッド系のツートンカラー、いずれもインド産の高級石材です。黒系にインドM-10、レッド系にインドライチレッドを使用しています。ライチレッドは昨年から赤みが強くまるで世界で一番赤い石、インドニューインペリアルレッドのようです。シンプルなデザインですが各所にさりげなくラインや装飾が入っています。竿石メインに使用したのが今回初めて採用したガラス素材です。しかも色味が強く透過しないアートガラスとは違い今回採用したのはフロートガラスを何層にも重ねて接着する積層ガラスです。通常積層ガラスのオブジェなどはガラスの小口側を見せますがこの積層ガラスは小口を見せずにガラスその物の厚さを見せています。幅900mm高さ600mm厚み120mm、このようなサイズの1枚ガラスは製作が不可能なためこの手法を取っていますが、ガラスだけに傷を付けない様石材を扱う何倍も気を使いました。価格もガラス単体で一般のお墓が建つほどの値段です。文字はサンドブラストしただけですが擦りガラスの様になり着色無しでもはっきりと見えます。文字を彫刻できるところも積層ガラスの利点です。来シーズンはアートガラスを装飾に使ったガラス墓にも挑戦します。お問い合わせ→0120-357-222
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