かわいい洋型墓

お彼岸前に鷹栖町中央墓地でかわいい洋型墓を建立しました。今回特殊な事情を解消しての新設計でしたので詳しくご紹介します。実はこの墓石を建立する場所には数十年前に作られた基礎コンクリートがありました。今回施主様はこの基礎を生かして洋型墓石建立をご希望されておりました。写真には写っておりませんが約4坪の基礎に更に和型墓石を建てる設計の台座基礎が付いていました。この台座基礎という物は、縦に高さのある和型墓石に更に下に1段台座基礎を付けることによってより高さのある墓石とするため、昔はほぼ全ての基礎に付いていたものです。今回この和型墓石用の台座基礎をそのまま使って洋型墓石を建立するにあたり、ほぼ真四角の台座基礎に対して本来はかなり横長の芝台を（芝台とは墓石の一番下、土台に当たる段の部分です）真四角に変更し納骨穴を供物台兼用の骨蓋方式に変更しました。更にローソク線香台で隠れる範囲に上台にもカットを入れて納骨しやすくしています。花立は小さいながらもセパレートとして竿石、花立、ローソク線香台に共通の加工を入れました。小さなお墓ですが台座基礎にピッタリ寸法のかわいいお墓になりました。彫刻も施主様たってのご希望でかわいい文字を選び、桜の花で囲いました。横にペットのお墓も作り、名前と大小の肉球を入れたことでこちらもかわいい出来ばえとなっています。現在主流のデザイナーズ墓石はこの洋型墓石の進化系ともいえるデザインで、よりワイドに・より低重心スタイルになっています。和型のお墓を洋型墓石に建替えされたい方は是非ご相談を。